いつも心に悲しさを

麻里子は孤独だった。だけどこれからはハートを開き、いろんな人と出会っていく。

麻里子のことを愛してくれる多くの人に囲まれ、麻里子が本当に愛する人とそして麻里子のことを本当に愛してくれる人と共に。そして麻里子がやりたかった自分を表現することを見つけ

その喜びの中、顔には喜びの表情をいつも浮かべ、麻里子に接する人は皆、愛を触発され

自らの愛に気づいていく。

麻里子は愛を伝えていく人、愛を触発する人。

麻里子とその人の間には絶対的な信頼感と安心感、それに基づいたセックスによる真の愛の交流から莫大なエナジーを放出し、それが世界にさらに愛を伝えていく。

 

一方、俺は自分の中に入り麻里子のことを遠くから見つめ、ささやかな愛を送りながら

孤独に自分の世界だけに生きていく。俺の中の唯一の麻里子を愛しながら。