前の日曜日、エーライルから麻里子への意識をしきりに確認しに来るという

私を信じられるか?

私に委ねられるか?

君を引き受けるのは私でありたい。

との麻里子への投げかけ。

麻里子は私に何かするつもりかと怖さを感じていた。

でも、俺からするとそれらの言葉は、腰がひけてるというか、他人行儀というか、麻里子の選択一つに運命を委ねる立場の弱い人のようにも聞こえるし、熱烈なラブコール?それとも麻里子への圧なのか。

どちらにしろ、ハッキリしてるのは、現段階では、麻里子にまだ選択権があり、麻里子はまだ完全に選んではないということ。

まだしっかり繋がってはいないということだろう